明日から変わる!
睡眠の質を上げるコツとは
健康を維持するには、食事や運動と同じくらい、休息や回復に時間をかけること、そして質を上げることが大切と言われています。睡眠は脳の機能をサポートし、記憶力や気分を向上させます。
人生の3分の1は睡眠。忙しい毎日を駆け抜けている方に向けて、良質な睡眠をとるためのコツやヒントをまとめました。
心と体をすこやかにリセットし、気持ちの良い一日をスタートしませんか。
目次
心身のウェルネスに欠かせない「睡眠」
みなさん、 ワールド・スリープ・デーがあることを知ってますか?23年のワールド・スリープ・デーのスローガンは「Sleep is Essential for Health=睡眠は健康に不可欠」でした。すこやかな毎日を過ごすために、睡眠は大切な要素の一つであると、改めて認識されています。
世界が注目!睡眠の質を上げるビジネス
世界を見渡してみると、健康経営の一環としてITやAI技術を活用した「スリープテック」を導入し、睡眠をサポートする企業が増えていきています。睡眠改善・支援サービス、寝具、スマホアプリ、ガジェット等がスリープテックとして注目を集めています。
また、観光業界では「ウェルネスツーリズム」や「ヘルスツーリズム」が広まっています。寝具や空調、室温といった睡眠環境はもちろん、適度な運動や食事、リラックスするためのヨガなどのアクティビティーが含まれるプランなど、宿泊プランの選択肢として増えています。
日本は睡眠不足?
※出典:OECD Gender Data Portal(“2021 Time use across the world”)
世界の潮流と同じく日本の睡眠市場は拡大してきていますが、日本人の平均睡眠時間は世界的に見て短く、日中に眠気を感じる人が多いと言われています。電車の中でも居眠りをしている人を多く見かけますよね。
OECD Gender Data Portal(“2021 Time use across the world”)によると、調査をした30カ国の中で日本人の睡眠時間は平均442分(7時間22分)で最短でした。アメリカ人の531分(8時間51分)と比較すると、その差は89分もあります。
睡眠不足の影響とは
睡眠不足が続くと、長期にわたる慢性的な健康問題の原因になることもあります。
十分な睡眠がとれないと、肥満、高血圧、糖尿病、認知症などの発症リスクが高まることが、最近の研究では明らかになってきています。
反応速度、思考力、集中力、記憶力、気分に問題が生じやすくなり、ミスや事故のリスクも高まります。
そもそも十分な睡眠とは?
睡眠不足かどうか、自覚していない場合もあるかもしれません。その場合は以下の項目を目安にすると自身の「睡眠休養感」を計れます。
日中に、眠気などで生活や仕事に支障を感じるか?
平日と休日の睡眠時間に2時間以上の差があるか?
起床時にスッキリ感があるか?
※参考:商工ビジネスデータ No.431
快眠に必要な3つの要素
睡眠環境・寝具指導士の報告によると、健康な睡眠は「人(睡眠生理)」、「環境(寝室環境)」、「もの(寝具)」の3つの要素から成り立つと言われています。
人(睡眠生理)
睡眠のメカニズムは、体温、血流、血圧、呼吸、発汗、呼吸、心拍など。体の状態をチェックすることで、見直したり整えていくポイントがわかります。
環境(寝室環境)
寝室の環境をつくる、光、音、温度、湿度、香り。眠りを妨げる外的要因になるため、寝室環境を快適にすると良質な睡眠につながります。
もの(寝具)
寝具の保温性、軽さ、耐久性といった「性能」、抗菌、消臭、防虫といった「機能」を見直すことも、環境改善につながります。
※参考:一般社団法人 日本寝具寝装品協会「眠りと健康」
睡眠の質を上げるために大切なポイント
ただ「寝る」ではなく、大切なのは「睡眠休養感」を得ること。今夜から早速試せる、睡眠のコツを紹介します。
スクリーンタイムを減らす
寝る前に明るいスクリーンを見ると、眠気を誘うメラトニンの分泌が抑制させるため、入眠の妨げになります。スマホなどを見る時間を意識的に減らしてみましょう。
就寝時刻を一定にする
毎晩同じ時間に就寝することで、体のサーカディアンリズム(24時間周期の体内リズム)を維持できます。
就寝前のリラックス
寝床につく前に少なくとも1時間は家事や仕事、勉強に追われずリラックスする時間を確保することが有効です。就寝前に少しぬるめの湯船にゆっくりつかると、血行が良くなるため寝つきが良くなります。
室温の調節
最適な室温は16〜20℃です。夏は寝室のエアコンで涼しく維持し、冬は就寝前にできるだけあたたかい部屋で過ごすことも有効です。
日光を浴びる
起きたらすぐに日光を浴びることで、体内時計を正常に保てます。朝日を浴びることで、体内時計はリセットされ、睡眠・覚醒リズムが整います。
運動
日中の眠気や寝つきの悪さを改善します。ウォーキングやジョギングなどのような有酸素運動は、寝つきを良くし、深い睡眠を増やし、睡眠休養感を高めます。
飲み物
カフェインやアルコールを控え、カモミールティーなどリラックスできる飲み物を試しましょう。
快眠に、すのこベッドを選びたい理由
快適な睡眠のためには、マットレスやお布団を替えるだけでなく、ベッドフレームを見直すこと効果的。中でも一番人気は「すのこベッド」。その最大の特徴は、通気性の高さです。
就寝中は季節問わず汗をかくため、体から水分が放出されます。お布団やマットレスにこもりがちな蒸れをすのこベッドならば解消できます。
日本の暮らしに合った、最適なベッド
高温多湿な日本の気候は、ジメジメした梅雨の時期から、暑さが長引く秋頃まで、蒸し暑さとの戦いは長期間続きますよね。通気性の高いすのこベッドは、上手に湿気を逃してくれるので、日本の暮らしに最適なベッドと呼べます。
湿気の少ない冬場も、冷気と体温の差で湿気がうまれるため、一年中必要とされる機能でもあります。
すのこの優れた調湿効果
すのこベッドは寝ている時の汗や水蒸気を上手に発散するので、寝汗をたくさんかく赤ちゃんや小さなお子さまとの暮らしに特におすすめです。
すのこの調湿効果を最大限に引き出すために、木の呼吸を妨げないオイル塗装で仕上げたキシルのベッドは、さらに上の快適さを体感できます。
カビやダニの発生を防ぐ効果も
ジメジメした気候が続く梅雨の時期は、カビやニオイが気になりますよね。通気性が高いすのこベッドは、寝具まわりにカビやダニを発生しにくくするため、気持ちの良い睡眠環境を手に入れることができます。
ひのきの嬉しい効果
すのこベッドの中でも最上級と呼べるのが「ひのきのすのこ」です。昔から日本人の暮らしに身近な存在としてあり続けたひのきには、意外と知られていないたくさんのメリットがあるので、紹介していきたいと思います。
香りのリラックス効果
ひのきの香りのさわやかな香りの正体は「フィトンチッド」という成分。自律神経を安定させるこの成分は、科学的に証明されている癒やし効果があります。
目に見えない香りは、頭で考えている以上に心や体を大きく左右するもの。ひのきのすのこベッドは、山登りやピクニックなどで感じる、思わず深呼吸をしたくなる気持ちよさを味わえます。
抗菌・抗ウイルス効果
※新型コロナウイルスを含めた全てのウイルスに効果があるわけではありません
出典:平成28年度「奈良の木で健康になる」実証事業
http://www.pref.nara.jp/item/175265.html
ひのきは抗菌・抗ウイルス効果が高い材として、最近注目を集めています。ウイルスの感染拡大を軽減させる力があるため、一日の終わりに体を休める場所には最適な材と言っても大げさではないはずです。
月日と共に強度を増す、丈夫な材
出典:https://photo53.com/rengeji1.php
昔から建物の柱や床などに多く使われてきたひのきは、その丈夫さも大きな特徴の一つです。
ひのきで建てられた奈良の正倉院は、長い年月を経ても変わらずその美しさが今も続いています。その理由は、ひのきが月日とともに強度を増すという特徴があるからと言えます。
キシルのすのこベッドのこだわり
キシルがつくる、ひのきのすのこベッドには、こだわりがたくさん詰まっています。自社工場をもち、丸太の製材から乾燥、加工、お届けまですべてを自分たちで行っている家具ブランドだからこそお届けできる、スペシャリティについてご紹介していきます。
他にはない、贅沢なすのこ使い
一般的なすのこベッドとの違いはなんといっても、すのこがびっしりと贅沢に使われているということ。間隔を狭めているため、すのこの調湿効果をしっかり体感できる上に、寝心地も快適です。お布団を敷いてもゴツゴツせず、軋みや揺れもないため、気持ち良く眠ることができます。
安全性に配慮したつくり
キシルのベッドのすのこが贅沢な理由は、幅広の板と間隔の狭さ。そこにはお年寄りやお子さまが指をはさみにくいように、という配慮もあります。キシルは大切な人との暮らしに寄り添う家具として、使う人の安全にもこだわりながら、ものづくりに取り組んでいます。
自社工場でベッドのために製材
キシルのすのこベッドは、丸太からベッドのために特別に製材された無垢材を使っています。ベッドMシリーズのすのこの部分は、節のない材(無節)をつかっているため、寝具を傷つける心配がありません。
また、仕上げは木の呼吸を妨げない植物性オイル系塗料を採用しているため、ひのきのすのこベッドの調湿効果を最大限に引き出しています。
キシルスタッフの声
キシルスタッフもキシルの家具を愛用している、ファンの一人でもあります。実際に自宅でベッドを使っているスタッフに、その使い心地を聞いてみました。
木のぬくもりに包まれるような心地
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Staff河原塚(横浜店)
ProductベッドF スタンダード SD
「季節の変わり目に寝つきが悪くなってしまう悩みがあり、お布団や枕もそれなりに良いものにしたけど解消されず…でしたが、ベッドを変えたらぐっすり寝れるようになりました。無垢材のひのきの魅力を体全体で存分に味わえます。」
梅雨シーズンでも湿気の心配なし!
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Staff宮田(お客様サポート)
ProductベッドM フラット
「長い梅雨シーズン、週末にお布団を干す日がない時でも湿気の心配がなく、お布団がカビたりしません。お布団を床に敷いていた時は、朝動かすと床に湿り気を感じていましたがベッドはそれがなくなりました。
高さもちょうどよく、お部屋に置いても圧迫感を感じません。」
アロマのような香りでリラックス
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Staff小栗(名古屋店)
ProductベッドM ヘッドボード
「敷布団で使っているのですが、寝返りを打ってもキシキシ言わないので、ぐっすり眠れます。ヘッドボードタイプを使っているので、寝る前に棚の部分を水拭きするとアロマのような香りでリラックスできます。
私はどちらかというと香水が苦手なので、自然の香りはとても落ち着きます。人工の香りが苦手な人など、安心して休んでいただけるベッドだと思います。」
キシルのベッドができるまで
キシルのベッドは自社工場で一台ずつ、丁寧にお作りしています。工場をもつ私たちだからこそお届けできる、製造の裏側をご紹介したいと思います。
まずは浜松に2ヵ所ある自社工場の1つ、製材専門の工場で丸太から板を切り出していきます。美しい木目の板になるよう、年輪を読みながら丸太の向きを調整します。高度な技術が必要とされる、熟練の職人しかできない作業です。
板になった木は約4ヶ月ほど、天然乾燥と人工乾燥にかけてしっかり乾燥させます。さらにプラス数ヶ月はシーズニングといって、土地の空気を吸わせて日本の気候に馴染ませます。効率を優先して短縮するのではなく、割れや反りを防ぐために丁寧に時間をかけることは、日本の木を扱うプロフェッショナルとして私たちが大切にしている部分です。
乾燥を終えた材木を加工していきます。複数の加工作業を繰り返しながら、ミリ単位の精度に対応できる材が出来上がっていきます。永く使える家具をつくるために、素材の良さだけでなく、精度の高い材をつくることにも真摯に取り組んでいます。
加工した材を接着・組み上げていきます。ベッドのパネル部分は、力が均一に加わるよう特殊な機械に挟んでしっかりと組み上げていきます。均等に力を配分させることは、精度と強度の両方をアップさせることにつながっています。
組み上がったパーツを検品します。とがった部分がないかなど、お客様に怪我がないよう常に気を配りながら、一つずつ丁寧に人の目と手で確認をします。キシルの品質を守る、番人とも呼べる大切な作業です。
木の呼吸を妨げない植物由来のオイル系塗料で塗装をします。一般的にはスプレーで塗装するケースが多いのですが、オイルがしっかり内側まで染み込むように手作業で仕上げていきます。数年に及ぶ試行錯誤の上、ようやくたどり着いたオイル系塗料に適した塗装方法です。
オイル塗装は乾くまで2日間。一般的に考えると効率が悪いと敬遠される方法ですが、私たちは安心・安全なものをお客様へ届けたいという想いがあるため手間を惜しみません。
運んでいる間に壊れたりしないよう、最終チェックを行いながら、梱包作業を行います。ここまで出来上がるまでにバトンリレーをしてきたみんなの気持ちも一緒に詰め込んで、素早く作業をしながらも心を込めて行います。
ダンボールに詰め終わると、出荷を待つのみ。こうしてお客様の元へ旅立っていきます。
まとめ
最後に、ひのきのすのこベッドのポイントをまとめたいと思います。
- ひのきのすのこベッドは、日本の暮らしに最適なベッド
- 贅沢なすのこ使いはキシルだけ。お布団もマットレスも両方OK。
- ベッドFシリーズは、スタイリッシュな印象のお部屋づくりにおすすめ
- キシルのベッドMシリーズは、ライフスタイルの変化に対応できるラインナップ
今回ご紹介した、睡眠のコツを一つでも試して、明日からの暮らしにぜひ活かしてくださいね。
わたしたちキシルは、この先もオーガニックな家具や雑貨をお届けしながら、みなさまのすこやかな暮らしに貢献していきたいと願っています。
LINE UP
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