1. HOME
  2. キシルのものづくり - PRODUCT HISTORY

HISTORY

PRODUCT HISTORY キシルのものづくり PRODUCT HISTORY キシルのものづくり

OUR STORYキシルの歩み

世の中にこんな家具があったらいいのに。それが一台の机として形になり、この世に誕生したのは2002年のこと。

当時は珍しい「安心・安全」の素材と、大人になっても使い続けることができるベーシックなデザインは、それまでの学習机の常識を覆すような存在として注目を集めました。

そこからはじまるキシルのものづくりは「だれもそんなことをやらない」と言われて続けてきた、挑戦の連続でした。

  • にほんの木“だけ”を使う にほんの木“だけ”を使う

    にほんの木“だけ”を使う

    日本の国土の7割を占める森の大半は、人が使うために育てた木です。実は日本の山は木が余っている状態。山はしっかりお手入れをしないと、太陽の光が入らなくなり、土の元気がなくなり、やがて全体が荒れていきます。

    多くの木々が森で出番を待っている現状を知った私たちは、にほんの木だけを使った家具づくりをしようと心に決めます。

    上質な木材を手に入れるために飛び込んだのは、まわりに家具屋は一人もいない住宅用建築材の世界。その中で売り物にならないとみなされた曲がった木材の存在を見つけます。少し曲がっているだけで建築材としてははじかれてしまうその木材に新しい価値を吹き込んだのは、おそらく日本でキシルがはじめてのこと。

  • にほんの木“だけ”を使う にほんの木“だけ”を使う

    素材づくりの試行錯誤

    住宅用の木材に比べ、家具用の木材を製材する上で難しいのは、伸縮する木の性質とどう向き合うか。乾燥不足だと割れが入り、伸縮を抑えようとすると化学的な薬品などを多用することにつながります。木が本来もっている力をのびのびと、最大限に活かす乾燥術や加工方法をみつけるために、何年もかけて試行錯誤を繰り返しました。

    乾燥には通常の何倍もの時間をかけたり、木のあたたかみをダイレクトに伝えるためにオイル塗装を採用したり、手間ひまをかけたものづくりは「前例がない」「その方法は難しい」と驚かれるものばかり。2014年には丸太を製材する工場を開設し、自分たちの手ですべてを行う一気通貫したものづくりが成立しました。

  • にほんの木“だけ”を使う にほんの木“だけ”を使う

    あこがれを、あたりまえに

    キシルの家具は、国産の無垢材を使った家具として手の届きやすい価格帯で提供しています。それが実現できるのは、家具づくりにおける木のスペシャリストとして長年積み重ねてきた知識や経験、人とのつながりがあるからこそ。

    「だれもそんなことをやらない」に挑み続けたのは、木のある暮らしを手の届かない憧れではなく、ちゃんと実現できる夢としてお客様に届けていきたいから。もっと当たり前に、人と森にやさしい家具が選ばれるように。

    キシルの家具を買うことは、森と水をつなぐサイクルの一員になることでもあります。

LIFE to LIFEお届けまで60年

時間をかけて、手をかけて。
森の木を育て、机になるまでにおよそ60年。

私たちがお届けするのは、
たくさんの人の手と長い月日をかけて
ようやくできあがった、特別な家具です。

  • うえる うえる

    うえる

    キシルが使うのは、元々人が使うために植えられた木です。自然を壊すことのない、未来へつながるものづくりは、小さな苗を植えるところから始まります。

  • そだてる そだてる

    そだてる

    山に植えた苗は、人の手をかけることで育ちます。間伐をしたり雑草を抜いたり、何代にも渡って人がお手入れを続けていきます。

  • きる きる

    きる

    60年かけて育てた木を切るには、知恵と技術が必要です。大切に育てられた木の、家具としての人生がスタートします。

  • かわかす かわかす

    かわかす

    割れや反りを防ぐために、何ヵ月も時間をかけてじっくりと乾燥をさせます。一生モノの家具となるために必要な待ち時間でもあります。

  • つくる つくる

    つくる

    針葉樹であるひのきはデリケートなため、加工には高度な技術が必要です。木目の模様や節など、木の個性を見極めて素材の良さを引き出します。

  • しあげる しあげる

    しあげる

    手触りがよく、木の呼吸を妨げない植物由来のオイルで、一台ずつ丁寧に手作業で塗装します。一般的なオイルよりも時間がかかりますが、最後まで手間を惜しません。

  • とどける とどける

    とどける

    お客さまのご自宅へ家具を届けるのと同時に、木と暮らす心地よさもお届けします。キシルの家具は、体にやさしく、心をほっとさせます。

  • うえる うえる

    くらす

    家具となった木は、暮らしの中で小さく呼吸をしながら生きています。届いた時の状態よりも、使っていくことでより強く、深みを増していきます。

  • うえる うえる

    そのさき

    月日と共に傷やしみも包みながら、深い飴色に輝いていきます。買ったその先も、森でうまれた命は暮らしの中で生き続けます。

MOVIE

  • play

    Special Movie Contents
    無垢の学習机 -お届けまで60年- 伐採

  • 無垢の学習机 -お届けまで60年- 製材 play

    Special Movie Contents
    無垢の学習机 -お届けまで60年- 製材