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2013.07.01 Mon

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きこりという仕事・Vol.1 「おひさまとヒノキ」

ヒノキの森に入って木を見上げると、
枝が一定方向にだけに茂っています。

「ヒノキは、日の当たる方向には枝をぐんぐん伸ばしますが、
当たらないほうにはあまり伸ばしません」
と久米さん。

そして、興味深い話を教えてくださいました。

「その昔、林業が盛んだったころ“もっと大きく育てよう”と
山に肥料をまいた時代がありました。

しかしその効果はほとんどなかったんだそうです。

一方、こまめに間伐を行った山では、
幹の太い、しっかりとした木が育ちました。

つまりヒノキが育つ上で一番大切なものは、太陽の光。
丁寧に手入れをして光を入れてやることが、
木にとっては何よりのごちそうだというわけです」

さて
丸太にするために枝を払うと、そこには赤みを帯びた節

きこりという仕事Vol.1_1

おひさまの力をしっかり浴びた証拠でしょうか、
その断面は、まるで朝日のようなあざやかさでした。

≫Vol.2 「間伐はどうしてたいせつなの?」はこちら

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