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今日ご紹介する絵本は、
大好きなおともだちとのやりとりを描いた一冊。
キシルスタッフ(元・幼稚園教諭)おすすめの本です。
「どんなに きみがすきだか あててごらん」
登場するのは、デカウサギとチビウサギ。
仲よしのふたりが、
相手のことをどれだけ好きかを
あの手この手で自慢しあいます。
両手を思いっきり伸ばして「これだけ好き」と言うチビウサギに対して、
同じように「ぼくはこーんなに好き」と大きな腕を広げるデカウサギ。
「ぼくはこんなに好きだよ!」と精いっぱい背のびすると、
「ぼくもこんなに好き!!」とデカウサギもでかでかと?背のび。
・・・チビウサギ、なかなか勝てません(笑)
でも、頭をひねって”どれだけすきか”アピールを続ける姿に
読んでいて心があったかくなります。
子どものころ、「ぼくのほうが!!」「わたしだって!!」と
笑いながら言い合いっこしたこと、誰にでもあるのでは?
そんな気分がよみがえるほのぼの絵本です。
幼稚園や小学校低学年の
読み聞かせにもぜひ。
《どんなに きみがすきだか あててごらん》
サム・マクブラットニィ/文
アニタ・ジェラーム/絵
小川仁央/訳
評論社