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子どものころって、怖いものがたくさんありましたよね・・・・・。
今日のお話は、
世界中でいちばんの弱虫くん
「ラチ」が主人公です。
「ラチとらいおん」
犬が怖くて、暗い部屋に入れなくて、友達にさえオドオド。
そんなラチのもとに、ある日小さな赤いらいおんが現れます。
らいおんと一緒に犬の横を通り過ぎ、
らいおんと一緒に暗い部屋に入り、
少しずつ強くなっていくラチ。
そして、とうとう友達からも認められるように。
すると赤いらいおんは・・・・・!?
子どもって、きっと誰もが
らいおんのような存在を心に持ちながら
自分を奮い立たせ、挑戦していくんだなぁと感じます。
いえ、子どもたちだけじゃなくて私たち大人も!
新しい一歩を踏み出すのには勇気がいるけれど、
きっとらいおんが見守っていてくれるのではないかな、
そんなことをふと感じさせるお話です。
《ラチとらいおん》
マレーク・ベロニカ/文・絵
とくながやすとも/訳福音館書店