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2015.10.09 Fri

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「しんりんてつどう」  ~キシルの絵本棚~

先日、図書館でふと見つけた一冊。

力強いモノクロのタッチが印象的です。

 

しんりんてつどう

しんりんてつどう

 

山と町を結ぶ蒸気機関車の一日を、
ていねいにそしてドラマティックに描いています。

朝は客車にお客さんを乗せて町へ下り、
山に戻ったあとは、材木を運びます。

森林鉄道の歴史は明治時代にさかのぼります。

それまで川に流して運んでいた木材。
明治時代になり、全国各地に森林鉄道が整備されました。

この本には、そんな時代の様子が
クロッキー画のようなイキイキとしたタッチで描かれています。

鉄道好きの男の子に、特におすすめの絵本です。

 

《しんりんてつどう》
みねむらかつこ/作・絵
福音館書店

 

 

 

 

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