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先日、図書館でふと見つけた一冊。
力強いモノクロのタッチが印象的です。
しんりんてつどう
山と町を結ぶ蒸気機関車の一日を、
ていねいにそしてドラマティックに描いています。
朝は客車にお客さんを乗せて町へ下り、
山に戻ったあとは、材木を運びます。
森林鉄道の歴史は明治時代にさかのぼります。
それまで川に流して運んでいた木材。
明治時代になり、全国各地に森林鉄道が整備されました。
この本には、そんな時代の様子が
クロッキー画のようなイキイキとしたタッチで描かれています。
鉄道好きの男の子に、特におすすめの絵本です。
《しんりんてつどう》
みねむらかつこ/作・絵
福音館書店