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朝晩はかなり涼しくなり、秋がやってきましたね。
芸術の秋、スポーツの秋、そして味覚の秋。
秋を感じる、今日の絵本はこちら。
ざぼんじいさんのかきのき
ざぼんじいさんは、いつも自分の家の柿の実をひとりじめ。
子どもたちにくれるものといったら、
「かきのへた」や「はっぱ」や「えだ」。
でも「まぁうれしい、へたをくださるのね」と
ニコニコしながらそれを受け取り、
おもちゃに変えて、子どもたちとわいわいがやがや遊ぶのは
となりの家の、まあばあさん。
いじわるしたざぼんじいさん、
楽しそうな様子が気になって仕方ありません。
そこでざぼんじいさんが起こした事件とは・・・・・・・!!
ひとりじめして抱え込むより、
みんなとシェアして楽しんだほうが、きっとうれしい。
あっけらかんとした、まあばあさんの言葉から
そんな気持ちを再確認する、ほっこり絵本です。
ま、
たまには子どもに隠れて
ケーキをこっそり食べる喜びもたまりませんけどね(笑)
《ざぼんじいさんのかきのき》
すとうあさえ/文
織茂恭子/絵
岩崎書店