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2016.03.07 Mon

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「あのときすきになったよ」 ~キシルの絵本棚~

そろそろ、3学期も終わりに向かいますね。
子どもたちにとって、
なかよしの友達との別れも少しずつ近づく、切ない季節。

 

 

今日ご紹介するのは、女の子の友情を描いたお話です。

あのときすきになったよ

「あのときすきになったよ」

 

 

主人公は小学1年生の「しっこさん」と「わたし」

 

クラスから少し浮いた感じの「しっこさん」。
「わたし」も彼女にはあまり近づかないのだけれど、
保健室、校庭、
なぜだか時おり一緒になるふたり。

 

心の距離はいつしか、少しずつ近づいていき、
ある日の授業中、「わたし」に大きな事件が起こります。

 

そのとき、しっこさんがとっさに取った大胆な行動とは……!!

 

 

学校という、子どもだけの世界って、
日々ドラマが生まれているんだなぁと
素直に感動できるおはなしです。

 

そしてわたしたち大人は、勝手な価値観で
子どもたちのドラマに
ズカズカと入り込んじゃいけないんだなと感じます。

 

 

舞台は小学校1年生の教室ですが、
どの学年にも十分伝わる内容。
(もしかしたら、読み聞かせるには高学年のほうが
向いているかもしれません)

 

 

《あのときすきになったよ》
薫くみこ/作
飯野和好/絵
教育画劇

 

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