NEWS
以前にご紹介した
作者のヨシタケシンスケさんは、その後も続々と
名作を生み出しています。
そのうちの一冊がこちら。
「もうぬげない」
表紙の写真からもわかるように、
今度の「ぼく」は、
洋服が頭に引っかかって、ぬげないのです。
ちっともぬげない服と格闘しながら、
またまた「ぼく」の想像(妄想?)がふくらみます。
ずっとぬげなかったらどうしよう、
いや、でも案外大丈夫かもな、
ぬげなくていいこともあるかも!
でもやっぱりぬげないと困るな、
……男の子特有?の思考回路に、
読みながらくすくす笑ってしまいます。
そういえば子どものころ、ちょっとした不安を
「こうしてみればいいかな?」
「こうすれば大丈夫!」などと
幼い頭で一生懸命考えていたことを思い出しました。
さてさて、ぬげたのか、ぬげなかったのか。
「ぼく」の結末はいかに!?
《もうぬげない》
ヨシタケシンスケ/作・絵
ブロンズ新社