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2017.02.06 Mon

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「いしゃがよい」 ~キシルの絵本棚~

風邪やインフルエンザ、流行していますね。

 

この季節になると、いつも思い出す絵本があります。

いしゃがよい
いしゃがよい

 

風邪をひいたパンダ、ファンファンを荷台に乗せて、
エンさんは自転車をこぎます。
ひと山越え、ふた山越え、医者通い。

毎冬エンさんは、風邪を引いたファンファンを
何度もお医者さんに連れて行くのです。

 

やがて月日は経ち、年老いていくエンさん。
すっかり大人になったファンファンは……。

 

 

「おじさんとパンダ」という不思議な組み合わせですが、
ふたりを結ぶ強い絆が、親子の愛情を感じさせます。

 

 

子どもが小さいころって本当によく体調を崩すし、
「なぜこのタイミングで!?」ということも多いですよね。
つくづく、子育ては思いどおりにいかないなぁと
落ち込んでみたり、悲しくなってみたり。

 

 

それでもわが子のために、
寒い中通院して、寄り添って看病して……。
きっとそのひとつひとつが、親子としての一ページを
作っていくのかもしれません。

 

《いしゃがよい》
さくらせかい/作
福音館書店

 

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