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久々に、木の絵本をご紹介しましょう。
おいでよ 森へ
サブタイトルは、
「空と水と大地をめぐる命の話」。
森の特徴や歴史、
命の循環や、森⇒川⇒海への循環、
違法伐採の話や林業、木造建築のことまで、
「森のすべて」がわかります。
内容は少し難しいかもしれませんが、
写真や絵がたくさん入っているので
まずは、自分の興味のあるところだけ
読んでみるのもおすすめ。
気仙沼の牡蠣漁師さんが始めた
「森は海の恋人」プロジェクトも紹介されています。
漁師さんが中心となって、
海から30km離れた山で植樹を続けているのです。
森の養分が、川の流れに乗って海に注ぐことで
大きくプリプリの牡蠣になるのだそうです。
自然や環境の問題って、
とかく「森」「川」「海」と分けられがちですが、
実はすべてつながっているんですね。
そんな、新たな発見もできる一冊です。
《おいでよ 森へ》
「おいでよ 森へ」プロジェクト/編
ダイヤモンド社