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タイトルを読むと、至極当たり前の言葉。
しかしこの「木を植えた」のは、
海で仕事をする漁師さんなのです。
山に木を植えました
宮城県で牡蠣を養殖している、
畠山重篤さんが監修した絵本です。
漁師さんがなぜ山に目を向けたのか。
とても興味深いところです。
山に木を植えると、その落ち葉が栄養となり、
山から湧き出た川に運ばれます。
川の生き物にも栄養を与えながら、
やがて海に注ぎます。
「森は海の恋人」。
畠山さんたち漁師の合言葉だそうです。
イラストがかわいくて、
小さなお子さまにもわかりやすいので
ぜひ手にとってみてください。
《山に木を植えました》
スギヤマカナヨ/作
畠山重篤/監修
講談社