GWに、家具のメンテナンスをしてみませんか?
やってきました、ゴールデンウイーク。遊びに行ったり、おいしいものを食べたり、楽しく過ごしていらっしゃいますか?「今年は特にすることがなくて…」そんな方は、この機会に家具のお手入れに挑戦してみてはいかがでしょうか。
無垢材家具のお手入れ方法
「無垢材の家具ってお手入れが大変ではないですか?」という声を時々いただきますが、実はそれほど難しくありません。普段のお手入れは水拭き&乾拭きが基本。特に、水拭きは木の保湿にもなりツヤが増していくのでおすすめです
鉛筆などの乾いた汚れは、消しゴムやメラミンスポンジでキレイに取れます。こすった部分はオイルの塗装も取れてしまうので、その後にオイルでメンテナンスしましょう(オイルメンテナンスについては、後でご説明します)。
ジュースやソースなどの液体の汚れは、固く絞った布でふき取ります。液体の汚れはなるべく早くふき取るのがポイント。染み込んで輪ジミなどになってしまった場合は、240番のサンドペーパーで軽く削っていきます。その後、オイルでメンテナンスをすれば、ほとんど目立たなくなります。
・汚れの落とし方
・サンドペーパーのかけ方
オイルメンテナンスに挑戦!
キシルの家具をはじめとする「無垢材の家具」は、オイル塗装を行っていることが多いです。植物オイル系塗料を木に染み込ませ、なじませていく方法です。
オイル塗装のメリット
・木目が生きる、ナチュラルで美しい仕上がり。
・木の風合いをそのまま楽しめる。
・家庭でも手軽にメンテナンスできる。
メンテナンスと聞くと「難しくないかな? 私にできるかな?」と思うかもしれませんが、心配はご無用。とっても簡単な5ステップです。
準備するもの
・メンテナンスオイル。
・ビニール手袋 1組
・20cm×20cmくらいの布(ウエス)2枚
1.汚れを取ります。
消しゴムやメラミンスポンジ、ひどい汚れにはサンドペーパーを使って、表面の汚れを落とします。
2.ウエスにオイルを浸します。
ビニール手袋をつけ、適量のオイルをウエスに染み込ませます。
3.塗装します。
全体にむらなく塗っていきます。手早く塗るのがポイント。
4.乾いた布でふき取ります。
もう1枚のウエスで、天板に油分が残らないようにきれいにふき取ります。
5.乾燥させます。
そのまま半日以上乾燥させたらメンテナンス完了です。サンドペーパーでけずった個所は、乾いたあとにもう一度塗り重ねるとさらに美しく仕上がります。
・メンテナンスオイルの塗り方
お手入れQ&A
Q.オイルメンテナンスは、どのくらいの間隔で行えばいいですか?
A.半年に1回がだいたいの目安です
定期的にオイル塗装することで、次第にあめ色に変わりしっとりした木のツヤが出てきます。半年に1回が一応の目安ですが、1年に1回とか、長期休みのタイミングで、など間隔は自由に決めてかまいません。
Q.オイルを使う上で注意することはありますか?
A.使用したウエスは、水に浸して捨てましょう
メンテナンスオイルはそのまま放置しておくと発火する危険性があります。使用したウエスは水につけた状態で破棄しましょう。水につけたウエスを使用済みのビニール手袋の中に入れて口を縛ってしまえばOK。ビンを保管するときは、ふたをしっかり閉めておきましょう。
お手入れを続けて「じぶんだけの家具」に育てましょう!
意外と簡単な無垢材のお手入れ&オイルメンテナンス。半日もあればできてしまいますから、気軽にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。いつも一緒にいる家具に、一層愛着がわいてくること請け合いです。
なおメンテナンスオイルはキシルネットストアのほか、直営店各店でも好評販売中。直営店ではより詳しくメンテナンスの方法をご紹介いたします。ゴールデンウイークも営業しておりますので、お近くの方はぜひお立ち寄りください(5月6日金のみ臨時休業いたします)。
・キシル直営店 横浜店(神奈川)/ 吉祥寺店(東京)/ 深川店(東京)/ 浜松店(静岡)/ 名古屋店(愛知)